-
睡眠不足と自律神経の関係。交感神経が休まらない体で何が起きるのか?
睡眠不足で体が休まらない。その背景にある自律神経の乱れ 「朝から体が重い」 「夜中に何度も目が覚める」 「最近、血圧が少し高めになってきた」 こうした不調があるとき、体の中では自律神経の切り替えがうまくいっていない可能性があります。 自律神経... -
たった数日の睡眠不足で血糖は乱れる?インスリン抵抗性と糖尿病リスクの関係
血糖値が気になり始めたら、睡眠も見直したい 健康診断の結果を見たとき、以前より「血糖値」や「HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)」の数字が気になるようになってきた。そんな人は少なくないかもしれません。 血糖値が高めと言われると、まず思い浮か... -
メラトニンとは?夜に眠くなるリズムを整える睡眠ホルモン
メラトニンは「夜が来た」ことを体に伝えるホルモン 夜になると、私たちの体は少しずつ眠る準備を始めます。 その流れに深く関わるのが、メラトニンです。 メラトニンは、脳の奥にある松果体(しょうかたい)という小さな器官から分泌されるホルモンです。... -
睡眠中に記憶はどう整理されるのか。海馬から大脳皮質へ進む「夜の記憶整理」
睡眠は、覚えたことを脳に残す時間でもある 「人の名前が出てこない」「会議で聞いた内容を、あとでうまく思い出せない」「読んだはずなのに、頭に残っていない」 こうしたことは、誰にでもあります。 もちろん、疲れや注意力の低下、そのときの集中の度合... -
睡眠不足はなぜ太りやすさにつながるのか? レプチン減少とグレリン増加の関係
夜に食べたくなるのは、意志だけの問題ではない 「最近、お腹周りの脂肪が落ちにくくなった」「健康診断で、体重や内臓脂肪の数値を指摘されるようになった」 そんな変化が気になっていませんか。 仕事や家庭の用事で帰宅が遅くなり、睡眠時間が削られる。... -
睡眠不足は脳と体に何を起こすのか?毎日の寝不足が集中力・判断力・健康に与える影響
毎日の少し足りない睡眠が、脳と体に影響する 「忙しくて睡眠時間が取れない」「昨日もあまり寝ていない」「平日はいつも5〜6時間くらいしか眠れない」 やることが多い日が続くと、睡眠時間は少しずつ削られていきます。最初は「今日だけ」のつもりでも、... -
マイクロスリープ(瞬眠)とは?数秒の寝落ちが重大なミスにつながる理由
起きているつもりでも、脳が一瞬眠ることがある 日中の単調な会議中。午後のデスクワーク中。長時間のドライブ中。 ふと気づくと、「今、自分は何をしていたんだっけ?」と意識が飛んでいた経験はないでしょうか。 カクッと首が落ちて、ハッと目が覚めるこ... -
睡眠は「脳のメンテナンス時間」。老廃物を洗い流す仕組み、グリンパティック系とは?
睡眠は、ただ体を休ませる時間ではない 睡眠には、日中に使った体を休め、疲れを回復させる役割があります。 ただし、近年の研究では、睡眠はそれだけの時間ではないことがわかってきました。眠っている間、脳の中では、日中の活動で生じた不要な物質を処... -
記憶を支える「睡眠紡錘波(すいみんぼうすいは)」とは?
眠っている間に、脳は学んだことを整理している 仕事の新しい手順、資料作成のコツ、プレゼンの流れ、資格の学習、生成AIツールの使い方。仕事をしていると、新しく覚えなければならないことは少なくありません。 「昨日かなり確認したのに、翌日になると... -
あなたの脳と体で毎晩起きていること。科学が明かす「睡眠の4つのステージ」の基本
睡眠は、ただ目を閉じて休んでいるだけの時間ではない 毎日何気なくとっている睡眠ですが、ただ目を閉じて休んでいるだけの時間ではありません。眠っているあいだ、脳と体の中では、起きている時間にはできない大事な作業が進んでいます。 その仕組みを理... -
「90分周期の罠」と最初の睡眠周期。睡眠の質を左右する科学的な考え方
睡眠の質を考えるなら、まず「周期」を知っておきたい 私たちの睡眠は、同じ深さの眠りが一晩中続いているわけではありません。 眠っているあいだ、脳と身体は、いくつかの睡眠段階を行き来しています。大きく見ると、脳と身体が比較的しっかり休むノンレ... -
大谷翔平選手はなぜ「10時間」眠るのか?睡眠中に向上する「手続き記憶」の科学
長く眠ることは、疲れを取るだけでなく、技術を身体に定着させる時間でもある 世界最高峰の舞台で活躍するトップアスリートたち。彼らの並外れた身体能力や技術は、日々の過酷なトレーニングの積み重ねでつくられています。ですが、トップアスリートたちが...